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iPhoneユーザー必見!AirPods Pro 3レビュー&前モデルと何が変わったかを徹底比較

AirPodsPro3のケースを手に持っている画像

皆さんこんにちは。つい1か月前にAirPods Pro 2が壊れたすろすたです。

ついに登場した『AirPods Pro 3』
前モデルから約2年ぶりのアップデートで、ついに“心拍センサー”や“翻訳モード”まで搭載されました。
果たして、これまでのAirPods Pro 2からどれだけ進化したのか?
実際に数日間使ってみて感じた「音質」「ノイズキャンセリング」「使い勝手」を本音レビューします。とはいえ筆者はオーディオ専門家ではなく、Apple製品ユーザーでもない立場からレビューします。

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この記事の目次

まずは結論から

まずは結論から。AirPods pro 2からの移行や音質の変化などこのアイテムをおすすめする人としない人を正直にまとめてみました。

Apple AirPods Pro 3をおすすめする人 | おすすめしない人

AirPods Pro 3をおすすめしたい人
想定満足度:★4.5前後
電車・カフェ・オフィスで静かに作業したい人 前モデルよりANCがさらに強くなっているので、通勤やカフェの環境音をしっかり抑えたい人に相性◎。
「在宅と出社どっちでも“自分の静かな空間”を作りたい人向け」
ジム・ランなどアクティブなシーンで使う人 心拍センサー+IP57で汗や雨にも強く、Appleのヘルス系とまとめて管理しやすい。
「Apple Watchなしでも運動データを取りたい人にいい」
将来のライブ翻訳も使ってみたいAppleユーザー 日本語は段階的対応だけど、iPhone・iPadと組み合わせる前提なら“買っておいて損しない”機能。
「海外旅行・出張・語学学習のときに活きるやつ」
耳が小さくて今までのAirPodsが緩かった人 XXS〜Lの5サイズでフィット感が調整しやすいので、女性や小柄な人でも落ちにくい。
「“ずっと微妙に浮く”って人が試す価値あり」
おすすめしない人
一部レビュー想定:★3〜3.5
🚫
1万円前後で“とりあえずのイヤホン”がほしい人 AirPods Pro 3は価格が高めなので、コスパ重視の人にはオーバースペック。
「価格よりも“最新機能を全部使いたいか”で選ぶモデル」
🚫
Android・Windows中心で使う人 接続はできるけど“自動切り替え・探す・翻訳・空間オーディオ”などの良さが目減りする。
「Appleデバイスが1つもないなら他社のほうが満足度が高い」
🚫
カラーやデザインで個性を出したい人 現状ホワイトのみなので、ブラック・ベージュ・くすみカラーを求める人には物足りない。
「ケースやスキンでカバーする前提になる」
🚫
“日本語のライブ翻訳が今すぐフルで使える”と思っている人 対応は段階的なので、発売と同時に全部の言語が動くと考えている人は肩透かしになる。
「翻訳を最優先にしたいならリリース状況を見てからでもOK」

新機能の心拍センサーや防水性能の向上などヘルスケア目的で使う人へのおすすめは間違いありません。とはいえやはり価格面でとにかく安くワイヤレスイヤホンを買いたい人には向いていないアイテムかと思います。

AirPods Pro 3について

AirPodsPro3の未開封画像

まずはAirPods Pro 3の詳細なスペックについて見ていきましょう。

AirPods Pro 3の概要・スペックまとめ

項目 内容
イヤホン(各)サイズ 高さ 30.9 mm × 幅 19.2 mm × 奥行 27.0 mm
イヤホン(各)質量 5.55 g
充電ケース(MagSafe/USB-C対応)サイズ 高さ 47.2 mm × 幅 62.2 mm × 奥行 21.8 mm
充電ケース質量 44 g
チップ H2チップ
接続方式 Bluetooth 5.3
防水・防塵性能 IP57(イヤホン+充電ケース共に)
バッテリー持続時間 ANC(アクティブノイズキャンセリング)オン時:最大 約8時間
価格 39,800円

やはりポイントとなるのは以下の新機能。

  • ノイズキャンセリング(ANC):Apple側では「世界最高クラスのインイヤーANC」を謳っており、前モデル比で“2倍のノイズ低減”という説明あり。
  • イヤーチップ&フィット感:新たに「フォーム(foam)を含むシリコンイヤーチップ」を採用し、より密閉・装着安定性を改善。
  • 心拍センサー搭載:ワークアウトなど利用を想定し、イヤホンに心拍計を内蔵。
  • ライブ翻訳(Live Translation)機能:会話相手の言語をイヤホンを通じてリアルタイム翻訳。

AirPods Pro 2とのスペック比較

項目 AirPods Pro 3 AirPods Pro 2
発売年 2025年 2023年(USB-C版)
チップ H2(改良版) H2
サイズ(イヤホン) 30.9 × 19.2 × 27.0 mm 30.9 × 21.8 × 24.0 mm
重量(イヤホン) 約 5.55 g 約 5.3 g
防水・防塵 IP57(強化) IP54(USB-C版)
ノイズキャンセリング 最大2倍の低減性能 第2世代ANC
外音取り込み アダプティブ+自動会話制御 アダプティブ
バッテリー(イヤホン) 約 8時間(ANCオン) 約 6時間(ANCオン)
バッテリー(ケース併用) 最大 約30時間 最大 約30時間
イヤーチップ フォーム入りシリコン(密閉性アップ) シリコン
ヘルス機能 心拍センサー搭載 なし
その他機能 ライブ翻訳、聴覚保護の強化 適応型オーディオ、パーソナルボリューム
価格帯 約 39,800円前後 現在は値下がり傾向

今回の新モデルの特徴は『防水・防塵モデル』という点です。

防水・防塵モデル「IP57」とは?

IP57の説明画像
表記意味詳細
IPIngress Protection(防塵・防水の国際規格)IEC(国際電気標準会議)が定めた保護等級
5(前の数字)防塵性能完全な防塵ではないが、機器の動作に支障をきたすほどの粉塵は入らない。
=「ほこりに強い」レベル。
7(後の数字)防水性能水深1mで最長30分間、水に沈んでも動作に影響しない。
=「一時的な水没にも耐える」レベル。

汗や雨、シャワー程度なら問題なく利用できる仕様になっていますね。ただ完全防水でないことは注意しましょう。

AirPods Pro 3を実際に使って感じたこと

AirPodsPro3のケースを開けている画像

まだ購入から1週間しか経過していませんが、実際に使ってみての正直な感想をレビューします。

ノイズキャンセリング性能は本当に2倍?

これが今回1番実感した点かなと思っています。
AirPods Pro 2とノイズキャンセリングの質を比較してみると確実に向上していることがわかります。イヤホン自体のフィット感が向上したのも関係しているのか、より音を遮断するために密閉感が増した感じ。

ノイズキャンセリング機能を第一優先とする人は前モデルからの移行もありかと思います。

音質はどう変わった?

音質に関しては正直違いがわかりません。筆者が普段からそこまで音質にこだわりのない人間だからかほとんど同じに感じました。あえていえば、ノイズキャンセル機能が向上したことによる音の聞こえやすさ、クリアな感じは多少向上したかなといった印象。とはいえ大幅な音質改善の実感はとくにないので、音質を求めている方は移行すべきではないと思います。

装着感・フィット感の改善点

左がAirPods Pro 3で右がAirPods Pro 2です。見た目はほぼ変わらず。装着感は新作のほうがより耳の奥に入り込んできて外れる心配がない印象。前作はよく耳から外れたり緩くなってくることがあったのでこれは改善点かと思います。

実際にAirPodsPro3を装着している画像

装着している姿はこんな感じ。装着すると見た目は前作と違いはあまりわかりませんね。

心拍センサー・翻訳機能を試してみた

Screenshot

今回から実装された新機能『心拍計測』を試してみました。

AirPods Pro 3を装着したままiPhoneアプリの「ヘルスケア」を開き心拍数の項目を開くとリアルタイムで心拍数を記録してくれます。筆者は正直この情報をあまり必要としていないので「そうなんだ・・・」くらいの感想でした。

AirPods Pro 3を実際に使った人の口コミ集

実際にアイテムを使った人たちの正直な口コミをまとめてみましたので参考になれば幸いです。

良い口コミ・イマイチな口コミ

実際に多かった良い口コミ
平均評価:★4.5前後
👍
ノイキャンが前より明らかに強くなって、電車内での音楽の音量を1〜2段階下げられました。
「AirPods Pro 2も持ってますが、3は人の会話がさらに消える感じ」(30代・男性・通勤)
👍
フィット感がめちゃくちゃ良くなりました。小さいイヤーチップが追加されたのが助かる。
「耳が小さくてずっとズレてたけど、これは走っても平気」(20代・女性・ジム通い)
👍
ケースのスピーカーと「探す」が便利。家の中でよくなくすのですぐ場所がわかるのはありがたい。
「ソファの隙間とかに落ちても音で場所がわかる」(40代・男性・在宅ワーク)
👍
バッテリーがちょっと伸びただけでも、1日外出してると違いが出ます。
「朝から夜まで音楽+Teamsで、帰りの電車までギリ持った」(30代・女性・営業)
悪い口コミ・気になった声
一部:★3〜3.5
⚠️
値段が高い。Pro 2を持っているので「この差で買い替えか」と言われるとちょっと悩む。
「新機能はすごいけど、3万後半〜4万はやっぱり高い」(30代・男性)
⚠️
ライブ翻訳がまだ日本語で完全対応じゃないので、SNSで見たのと印象が違った。
「“即通訳”を期待してたらβっぽい感じだった」(20代・男性・語学勉強中)
⚠️
相変わらず色が白だけ。イヤホンは黒がよかったのでケースでごまかしてる。
「Pro 3だけでもブラック出してほしかった…」(20代・女性)
⚠️
音質自体はめちゃくちゃ劇的に変わった、というほどではなかった。
「ノイキャンと機能面の進化>音質の進化って感じ」(40代・男性・オーディオ好き)

フィット感、バッテリー改善についての高評価が目立つ一方で、やはり価格や音質への懸念が移行するほどではないかという意見に繋がっているようです。

AirPods Pro 3は買いか?

開封前にケース画像

実際にAirPods Pro 3を使ってみて、Pro2ユーザの買い替えは必要かどうか、おすすめしない人はこんな人など皆さんの悩みに対して答えます。

Pro 2ユーザーの移行は一旦不要か

現状Pro2で満足できている方は無理な移行は不要かと思います。ノイズキャンセリング機能の向上をどうしても実感したい人やヘルスケア機能の利用が多い人については乗り換えも検討してもよいかと思います。

移行をおすすめしない人

AirPods Pro 3とAirPods Pro 2のスペック比較画像

大きな変化を期待している人や、音質の向上を目的にしている人にはその期待に応えられるほどの変化はないのでおすすめできません。シンプルにApple製品が好きな人は迷いなく買いましょう。

まとめ:さすがAppleといえるノイズキャンセリングとフィット感の向上

AirPods Pro 3の進化はノイズキャンセリング機能。Pro 2との差は耳へのフィット感。しかし価格面でコスパ評価は少し下がる。

AirPods Pro 3を使って感じた総評
コスパ
★★★★
満足度
★★★★★
機能性(ANC・翻訳・ヘルス)
★★★★★
継続性(毎日使いやすいか)
★★★★☆
AirPods Pro 2からの進化が「静かさ」と「運動・翻訳に広がる使い方」でちゃんと体感できるモデルです。
特にノイズキャンセリングの向上と、心拍センサー+IP57の組み合わせで通勤もジムもこれ1台で済ませやすくなりました。
一方で価格は高め・カラーが1色のみ・ライブ翻訳が段階的対応という弱点もあるため、Appleデバイスを日常的に使う人ほど元が取りやすいイヤホンです。
総じて「Apple環境にいるなら買い替え候補の筆頭」、「はじめての上位完全ワイヤレスとしても満足度が高い」仕上がりと言えます。
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