
正直バックパックなんて何でも同じだろとか思って30年間生きてきたが、「無重力バックパック」とかいうキャッチーな謳い文句にまんまと乗せられた結果、気づいたときには購入していた。
結論からいうと、買って大正解。
今までのバックパックとは一線を画すまさに無重力な背負い心地(ちょっと言い過ぎかも)
ということで、何で買ってよかったのかをレビューしつつ解説します。
この記事の目次
AbleCarryというブランドについて
AbleCarryはバックパックを主に展開している香港発のブランド。
今回紹介する「DalyPlus」とは別にトラベル向きの「MaxBackPack」やミニマリスト向けの「ThirteenDaybag」などがある。
2025年10月現在 私は「DalyPlus」と「MaxBackPack」の2つを持っている。
普段使いに「DalyPlus」旅行の時に「MaxBackPack」といったような使い分けをしてます。
【詳細スペック】DailyPlus X-PAC BLACK

AbleCarryの代表作といってもいいこちらの「DailyPlus」
詳細なスペックは以下
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 約21L |
| 重量 | 約1210g |
| 素材 | コーデュラナイロン/X-Pac |
| サイズ | 高さ49cm × 幅29cm × 奥行19cm |
| 収納 | メイン収納/PCスリーブ/フロントポケット/背面隠しポケット |
| カラー展開 | Black/Coyote Brown/Navy Blue/Olive |
まず容量は21L。
普段カフェに行ったりサウナに行ったり軽い日帰りの外出をする際にちょうど良い容量。
バックパック容量の目安としては以下を参考にしてみてください。
| 容量 | 用途 |
| 10~20L | ちょっと近所行くくらい |
| 21~30L | 仕事や友人との丸1日の外出 |
| 31~40L | 宿泊ありの旅行 |
私はよくサウナに行ったりカフェに行ったりするので21~30Lほどの「DailyPlus」を一番ヘビーユースしています。
【良い点】中身に関係なく崩れにくいフォルム

DailyPlusは荷物が多かろうと少なかろうと、フォルムが一定の形をキープしてくれる。
以前使っていた無印良品のバックパックは荷物が少ないと上部が凹んであまり好きではなかった。
フォルムが一定の形をキープしてくれるので、どんなファッションにも合わせやすく馴染んでくれるのはとてもありがたい。
【良い点】長時間の使用でも疲れにくい(まじで)

「無重力」と謳っているだけどあって本当に疲れにくい。
ショルダーパットが肉厚で肩への負担が少なく背中全体のパット部分はふわりとしていて心地よい。
基本的には胸のチェストストラップをしっかりと締め身体に密着させることでこのバックパックの恩恵を最大に享受できるが、どうしてもチェストストラップを締めると登山感が出てしまうのが少し難点。
【良い点】収納が多くて嬉しい

21L容量のバックパックながら収納が多いのが嬉しいポイント。
以下が全収納の内容。
- メイン収納
ラップトップスリーブ(16インチまでのPC)
タブレットスリーブ(11インチまでのiPad)
ストレッチポケット
サイドスロット×2(ボールペンやApple Pencil)
前面上部の小物ポケット
シークレットポケット(ラップトップスリーブ裏、非常用現金・AirTag) - フロント・クイックアクセスポケット
ジップあり・なし1つずつ
キーリング - ステルスポケット
直径 φ75mm・1Lボトル対応 - セキュリティポケット
背面上部
メイン収納を正面から見たときに一番奥に見えるスリーブが「ラップトップスリーブ」
DELLの「Inspiron 14」を入れて持ち運びしてますが、背中への違和感は全くありません。

ラップトップスリーブはPCが傷つかないような生地に柔らかい生地になっています。

個人的にお気に入りなのがクイックアクセスポイントにある「キーリング」
ここに家の鍵をつけておけばすぐに戸締り可能でとても楽になりました。

あとは背面上部にある隠しポケット。
普段背負ってる時は首下あたりで人から見えないかつ触れられない位置のポケットのため貴重品を入れる用途で使ってます。これすごく便利。
【良い点】X-PAC素材かっこいい

X-PAC素材独特のひし形の模様と質感がとてもおしゃれで個人的に大好き。
AbleCarryの別商品「MAX Backpack」のRipstop素材も持っていますが、X-PACのほうが断然丈夫な印象です。
X-PACは細かい汚れは付きますが、傷がつかなくガシガシ使えるかなあといった感じ。
あと個人的にはやっぱりこのデザインが好みです。
意外とX-PAC素材を使ったバックパックは少ないので街で人と被らないのも良いと思います。
1年間使って感じた「気になった点」
基本的に良い点が多いですが、細かいところで気になった点がありました。
【欠点】調整ストラップが長い

身体にフィットさせるための調整ストラップが長いので、フィットさせたあとにダラリとだらしなく垂れ下がってしまう。
個人的にここが垂れ下がってしまうのが好きじゃないのでなんとかしたい。
(良い方法知ってる方は教えてください…)
【欠点】形状維持のための膨らみが強い

形状が常に一定で背負ったときの潰れがないのはメリットではあるが、ジムや銭湯に行った際に小さいロッカーだとバックパック自体をロッカーへ収納するのに苦労する。
中の荷物をいったん取り出してバックパックを潰してロッカーにぶち込む作業になるので手数が増えて少し面倒かなあ。
この課題を解決させるために「ThirteenDaybag」を購入しようか悩んでるくらい。
【欠点】結構汗かく

肉厚なショルダーパットとふかふかの背面パットは負担軽減になるが汗をかきやすくなる印象。
とくに肩のところがTシャツの色が変わるくらい汗をかく。まぁここは負担軽減とトレードオフということで許容できる範囲ではあります。
【まとめ】デイリーユースの最高傑作
1年使ってみて、デイリーユースとして使う場合ここまで優秀なバックパックは他にないかもしれません。
通勤や通学でガシガシ使っても壊れにくい。それでいて身体への負担が少ない。
見た目はシンプルかつ人とは被りにくいX-PAC素材使用。AbleCarryのバックパックの1個目として悩んでいるのであれば間違いなくDailyPlusがおすすめ。
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