
皆さんこんにちは、すろすたです。私はよくカフェでPC作業をするのですが、電源が使える席が満席の場合作業ができないという悩みに直面していました。そんなときに、PCでも急速充電できる超大容量モバイルバッテリーの存在を知り『Anker Power Bank 25000mAh』を購入しました。
大容量かつディスプレイ付き、さらに巻き取り式USB-Cケーブルが付いているという優れもの。
今回はこの『Anker Power Bank 25000mAh』の良いところやイマイチなところまで正直にレビューしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
結論:Anker Power Bank 25000mAhはこんな人に最適
Anker Power Bank 25000mAhの特徴・スペック
| ブランド | Anker(アンカー) |
|---|---|
| 製品名 | Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル) |
| 型番 | A1695シリーズ(A1695N11 / A1695N41 など) |
| バッテリー容量 | 25,000mAh(定格容量 約15,000mAh) |
| サイズ | 約158 × 54 × 49 mm |
| 重量 | 約592〜595g(600gクラスの大容量モデル) |
| 出力ポート数 | 合計4ポート ・USB-C内蔵ケーブル(ストラップ兼用)×1 ・USB-C巻取り式ケーブル ×1 ・USB-Cポート ×1 ・USB-Aポート ×1 |
| 入力(本体充電) | USB-C / 内蔵ケーブル / 巻取り式ケーブル共通: 5〜20V=最大5A(最大100W入力対応) |
| 出力 | ・USB-C(内蔵ケーブル / 巻取り式ケーブル / USB-Cポート): 5〜20V=最大5A(最大100W出力) ・USB-Aポート:最大33W出力 |
| 合計最大出力 | 最大165W(ポート組み合わせにより変動) |
| カラー | ブラック / シルバー |
| 主な特徴 | ・2本のUSB-C内蔵ケーブル(約30cmストラップケーブル&0〜67cm巻取りケーブル) ・ノートPC充電対応の最大100W入出力 ・バッテリー残量・温度・入出力W数を表示するディスプレイ ・パススルー充電対応(本体充電+デバイス充電の同時利用) |
| 想定シーン | 旅行・出張・ノートPC持ち歩き・カフェ作業・ガジェット複数台持ち |
※サイズ・重量・出力値は公式サイトおよび各種レビューを元にした参考値です。
購入前には必ず公式ストアや販売ページの最新スペックを確認してください。
25000mAhの超大容量

まず特筆すべきは25,000mAhというモンスター級の大容量。PCへの充電と同時にタブレットやスマホ2台など、身の回りの電子機器をまとめて同時充電することができるのが嬉しい。PCだけであれば2回のフル充電も可能でカフェでの長時間利用に最適です。
巻取り式USB-Cケーブル内蔵

USB-Cのケーブルが頭部分に内蔵されておりケーブルを携帯しなくてよいのも助かります。実際にケーブルを伸ばした状態の画像についても、後ほどレビューします。
最大100W入出力&合計最大165W対応というパワー

PCも余裕の給電ができる最大100Wの出力。私の使っているDellのInspiron14というノートPCの場合1時間弱で満タンになる印象。
デザイン・サイズ感・持ち歩きやすさ
コクヨのガジェットポーチにシンデレラフィットする

私が愛用しているコクヨのガジェットポーチにばっちり収まって気持ち良い。高さもピッタリで横幅もぴったり。もはやコクヨのポーチに合わせてサイジングされたのではないかと思うくらい。よかったらポーチも買ってみてください。ほんとにおすすめです。
約600g弱の重量は「毎日持ち歩くかどうか」の分かれ目

大容量ゆえに590gというそこそこの重さ。正直持ち運ぶとなると億劫になる重量感はある。個人的には近所のカフェくらいの距離であれば持ち運びできるが、電車に乗って持ち運ぶとなるとストレスになる重さ。筋トレにはなる。
2本の内蔵USB-Cケーブルがとにかく便利
ストラップ兼用ケーブル:30cmの編み込みケーブルで“ちょうど良い長さ

一見ストラップに見えるこちらもUSB-Cケーブル。長さは約30cmほどになるので使い勝手が良いです。
巻取り式ケーブル:0〜約67cmまで伸びる“メジャー式”ギミック

巻き取りケーブルは70cm弱まで伸びるのでカフェのテーブルでも使いやすい。最近流行ってますよね、巻き取り式。きしめんみたいなケーブルの形状で壊れないか心配ですが、今のところ大丈夫。
ディスプレイ表示と「見える化」されたバッテリー管理
バッテリー残量が分かりやすい

ディスプレイに表示されるバッテリー残量がとても分かりやすい。なんか顔みたいな表示もあるけどこれはよくわからない。
バッテリーの温度状況を常に把握可能

バッテリーの温度状況もディスプレイで見える化されている。問題ない場合はSAFEと表示されます。高温になったことがないのでその時にどんな表示になるのかは不明・・・知っている方がいたら教えてください。
バッテリー状態がヘルシーかどうかのチェック

バッテリー最大容量を確認できる項目画面らしい。正直ちゃんと見たことないですね。
各ポートごとの入出力W数をチェックできる安心感

各ポート出力のW数を確認できる画面もあります。これは充電時のみ表示される仕様です。画像は編み込みストラップ(C2ポート)で充電している様子。
Pass Through表示ディスプレイ

Pass Through(バッテリー本体を充電しながらPCやスマホを充電すること)の時はディスプレイにしっかりと表示されるのが良いですね。正直そこまで通常は見ないと思いますが、ガジェット好きの心をくすぐるのはこうゆうところ。
実際に使って感じたメリット
ケーブル持ち歩き不要で荷物が減る

これ1台持っておけば複数のケーブルを持ち運ぶ必要がなくなるのは結構助かる。内蔵ケーブル最大のメリットはこれ。
カフェで電源付きの座席を探さなくて良くなった

カフェでの長時間作業の時は毎回電源のついている座席を探すのが大変でしたが、その必要がなくなり好きな座席で作業できるようになったのは良かったです。スタバとかだと電源付きの座席が人気ですからね。
マグネットでパチッと止まる、巻き取りケーブルが気持ち良い

巻き取り式ケーブルの先端部分と本体のくぼみにはマグネットが採用されており、ケーブル収納後に先端を本体に近づけると

こんな感じにパチッとくっついて気持ち良い。これをやりたくてこのケーブルばっかり使ってしまう。
実際の使用シーン
カフェでのPC利用時の常時充電

カフェでの利用時は基本この状態。PCを常時バッテリーにつなげながら作業しています。テーブルが狭くてもバッテリーを立てることでスペースを取らないのが嬉しい。
リュックに入れて航空機もOK

バッテリー自体が縦長の形状なのでリュックへの収納がしやすい。このまま航空機への持ち込み(国内便)ができたので機内での作業も問題なし。
他の大容量モバイルバッテリーとの比較
スマホでは横にスクロールすると、3つの大容量モバイルバッテリーのスペックと特徴を横並びで比較できます。
| 項目 | CIO SMARTCOBY TRIO67W 20000mAh 超コンパクト派 | ||
|---|---|---|---|
| タイプ・特徴 | 25,000mAh/合計最大165W出力。 2本の内蔵USB-Cケーブル(ストラップ+巻取り式)と USB-Cポート×1・USB-Aポート×1を搭載した “ケーブル一体型・多ポート”モバイルバッテリー。 | 20,000mAh/合計最大87W出力。 フラットな内蔵USB-Cケーブル1本+ USB-Cポート×1・USB-Aポート×1の スリムタイプ高出力モバイルバッテリー。 | 20,000mAh/合計最大67W出力。 名刺サイズ級のコンパクトボディに USB-Cポート×2・USB-Aポート×1を搭載した 小型高出力モバイルバッテリー。 |
| バッテリー容量 | 25,000mAh | 20,000mAh | 20,000mAh |
| 最大出力 | 単ポート最大:100W(USB-C) 合計最大:165W ノートPC2台同時充電も視野に入るクラス。 | 単ポート最大:65W(内蔵USB-C) 合計最大:87W ノートPC+スマホ程度までなら十分。 | 単ポート最大:67W(USB-C) 合計最大:約60〜67W(ポート組合せによる) 13〜14インチクラスのPCと相性◎。 |
| ポート構成 | 内蔵USB-Cケーブル ×1 巻取り式USB-Cケーブル ×1 USB-Cポート ×1 USB-Aポート ×1 ⇒ 最大4台同時充電に対応。 | 内蔵USB-Cケーブル ×1 USB-Cポート ×1 USB-Aポート ×1 ⇒ 最大3台同時充電に対応。 | USB-Cポート ×2 USB-Aポート ×1 ⇒ 最大3台同時充電に対応。 |
| 内蔵ケーブル | ストラップ兼用USB-Cケーブル ×1 巻取り式USB-Cケーブル ×1 いずれも高耐久設計(約20,000回の折り曲げテスト)。 | フラットなUSB-C内蔵ケーブル ×1 スリムで取り回しがしやすい長さ。 | 内蔵ケーブルなし。 手持ちのUSB-Cケーブルを使って運用するタイプ。 |
| サイズ(約) | 158 × 54 × 49mm | 158 × 74 × 26mm | 95 × 69 × 29.5mm |
| 重さ(約) | 595g 前後 「ケーブル2本込み&超大容量」と考えると妥当な重さ。 | 430g 前後 20,000mAhクラスとしては標準〜やや重め。 | 333g 前後 20,000mAhクラスではかなり軽量な部類。 |
| 残量表示 | ディスプレイで残量・入出力W数を表示。 ワット数を見ながら充電状況を確認可能。 | LCDディスプレイで残量・入出力W数を表示。 | デジタル残量表示ディスプレイを搭載。 |
| 想定シーン | ノートPC2台+スマホなどをまとめて面倒見たい人。 出張・遠征・長時間の外出で「とにかく安心感」を求める人向け。 | ノートPC+スマホの2台持ちがメインな人。 「ケーブル一体型が欲しいけど、重さもそこそこに抑えたい」人向け。 | コンパクトさ重視で、PC・タブレット・スマホを バランス良く充電したい人。 日常〜旅行まで幅広く使いたい人向け。 |
| 価格帯(目安) | 約14,990円(税込)クラス | 約7,000〜8,000円(税込)クラス | 約8,000〜9,000円(税込)クラス |
| 向いている人のざっくり像 | ・「PCもスマホも全部これ1台」で完結したい ・ケーブルを別で持ち歩きたくない ・多少重くても“安心感”を最優先したい | ・MacBook Airクラス+スマホをメインで使う ・ケーブル一体型が欲しいが、重量はほどほどでOK ・価格とのバランスも重視したい | ・できるだけ荷物を軽く・小さくしたい ・手持ちのUSB-Cケーブルを活用したい ・国産メーカー(CIO)のバッテリーが気になる |
実際に使ってる人達の口コミまとめ
Anker Power Bank(25000mAh)の口コミまとめ(高評価 vs 低評価)
実際のレビューを要約しています。詳細はAmazonや楽天のレビューも合わせてご確認ください。
| ポイント | 高評価の口コミ | 低評価の口コミ |
|---|---|---|
| 充電速度 | ・ノートPCが普通に充電できるパワーで満足 ・スマホも急速充電でストレスなし ・複数ポート同時使用でも十分速い | ・最大出力が出ていないと感じるケースあり ・2台同時だと出力が少し落ちるとの声も |
| 使い勝手 | ・ケーブル内蔵が便利すぎるという声が多い ・ディスプレイで残量の見える化が最高 ・ストラップ兼ケーブルが外出時に役立つ | ・巻取りケーブルが固い、出しにくいという声 ・内蔵ケーブルがType-C固定で柔軟性がない |
| 重量 | ・大容量バッテリーとしては許容範囲との声 ・据え置き運用なら重さは気にならない | ・600g弱は「想像以上に重い」という意見多数 ・毎日持ち歩くには不向きという声も |
| バッテリー容量 | ・スマホ3〜4回、PC1回分の安心感がある ・出張や旅行で充電切れのストレスがゼロに | ・大容量ゆえ本体の充電に時間がかかる ・満充電まで約4〜5時間かかる点が気になる人も |
| ディスプレイ表示 | ・残量が%表示でわかりやすい ・入力/出力のW数が見えるのが楽しい | ・屋外だとディスプレイが見づらい場面あり ・明るさ調整ができないのが不便 |
| 価格・コスパ | ・ケーブル内蔵+大容量+高出力で値段以上 ・「これ1台で全部済む」はコスパ最強との声 | ・1万円台後半は高いという意見も一定数 ・用途がスマホだけだと割高感がある |
まとめ:Anker Power Bank 25000mAhは買うべき?



一方で、重量が約600gと重めで、毎日持ち歩く用途には向きません。また、大容量ゆえに本体充電に時間がかかる点も人によっては気になるポイントです。
それでも、「1台で全部済ませたい」「PCもスマホもまとめて充電したい」という人にとっては、 これ以上ないほど頼りになる“最強のオールインワンバッテリー”です。